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千葉市中央区の審美歯科グループ ZU WORLD GROUP トップ診療案内インプラント治療

インプラント治療

インプラントとは医学用語で『植立する』という意味です。歯科においては『人工歯根』と言われています。むし歯や歯周病、歯の破折などで失ってしまった「歯根」を取り戻す治療がインプラント治療です。
技術の進歩に伴い、「歯根」を人工的に作れるようになったため、自然でよく噛める歯をとりもどすことができるようになりました。
治療の流れ

【Step1 精密検査と治療計画】

インプラント治療をには、施術前にどれだけの骨が失われているのか、今ある骨がどんな状態なのか、咬み合わせがどうなっているのかを正確に把握しておくことが重要になります。
最初に歯列模型、CTレントゲンなどを使って、口腔環境や骨量を確認し治療方針を決めます。骨量が足りない場合は、造骨手術などの相談を行います。

インプラントコンピューターガイドシステム「SMOP」の導入

当院では正確で迅速かつ低侵襲なインプラント治療をおこなうため、コンピューターガイドシステムを導入しています。歯列模型やCTレントゲンから得られた情報をもとに、コンピューター上で完成予想模型を作成し、インプラント埋入位置や最終的に入れる歯の形態を決定しています。また、得られたデータからサージカルガイドを作製し安全性の高いインプラント治療を行っています。このシステムの導入により、フラップレス手術(歯肉を切らない手術)が可能な場合があり、結果として患者さんの負担軽減につながっています。

【Step2 1次手術】

通常、インプラント治療における手術は2回に分けて行います。1次手術ではインプラント(人工歯根)を埋め込みます。手術時間は30分~1時間程度(埋入本数による)。入院などの必要はありません。

【Step3  定着期間】

消毒や抜糸などのプロセスを経て、インプラントが骨と結合するまで、2ヵ月~6ヶ月ほどの定着期間を設けます。

【Step4  2次手術】

歯肉を切開して、インプラントと人工歯を接続する「アバットメント」と呼ばれる連結部分の装着を行います。

【Step5 人工歯の装着】

歯肉の治癒を待ち、インプラントの上にかぶせる人工歯を作ります。

治療の期間

インプラント治療は、①人工歯根を歯肉の中に埋め込む→②骨と人工歯根が結合するのを待つ→③連結部分を着けて人工歯をかぶせる、という大きく3つのプロセスを踏みます。そのうち、②の定着期間には約2ヵ月~6ヶ月の期間が必要なため、インプラントの治療期間はトータルで3ヵ月~1年ほどかかるのが一般的です。
また口腔内環境や骨の量などは人によって違うため、治療期間も個人差があります。
治療期間はあくまで目安ですので、詳細は担当医と話し合い、どのくらいの期間が必要なのかを確認しておきましょう。

治療後のメンテナンス

耐久性に優れ、長期間にわたって天然歯と同様に使えるといわれるインプラントは、メンテナンスが重要です。
インプラントにも「歯周病」(インプラント周囲炎)が待ちかまえているからです。
せっかく時間とお金をかけてインプラント治療を行っても、歯周病によって周囲の歯肉が痛んでしまったり痩せたりすると、インプラントが使えなくなってしまうケースもあります。
インプラントを1日でも長く維持するためには、日頃から正しい方法で歯磨きやプラークコントロールを行い、お口の中を健康に保つことが重要です。そして歯科医院での定期検診が不可欠です。
当院では定期的(半年に1回)にメンテナンスを行っています。内容は、レントゲン写真でインプラント周囲骨の状態をチェックしたり、咬みあわせの確認、周囲のクリーニングなどです。

インプラント治療のデメリット

インプラント治療には、ブリッジや入れ歯にはないメリットがたくさんありますが、あらかじめ知っておくべき注意点があります。①手術が必要であること、②費用がかかること、③治療期間が長いことなどがあります。
①手術が必要で、術中、術後に痛みを伴う場合があります。しかし、手術中は通常のむし歯治療と同じ様に局所麻酔を行いますので、痛みはほとんどありません。術後も痛み止めを服用することでほとんど痛みを押さえられます。また、リスクファクターとして、全身疾患(糖尿病、骨粗鬆症など)や歯周病、喫煙などが挙げられます。いずれの場合もインプラントができないわけではないので、担当医にご相談ください。
②費用に関しては、インプラント治療は保険診療ではありませんので、保険が効くブリッジや入れ歯治療に比べると高額になります。また使用するインプラントメーカーや症例の難易度(本数、骨造成治療の有無など)によって治療費が異なります。
③インプラント治療にかかる期間は症例によって異なりますが、一般的な症例では3ヵ月~6か月程度です。インプラント治療前に、骨量が不足している場合には骨造成治療、歯並びの改善が必要な場合には矯正治療を行います。インプラントが骨と結合するまでの期間は、治療部位の骨の質、使用するインプラントの種類、全身の健康状態などにより大きく異なります。

また、MRI(磁気共鳴画像)検査時にインプラントを気にされる方もいますが、インプラントのMRI画像への影響はごくわずかです。インプラントの素材であるチタンは常磁性体と言われ、磁石に引き寄せられる力が非常に弱く、MRI画像にもノイズを発生しにくい金属です。ちなみに鉄やニッケルなどは強磁性体と言われ、MRI画像への影響が大きい金属です。ただし、インプラントの上部構造に磁性タイプのアタッチメントが入っているものもあり、その場合は注意が必要です。


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